こんにちは薄情 さよなら恋慕
「りん……っ…」 かわいいね、ただ本当のことを言っただけなのに、真姫ちゃんが急にいつもの態度をひっこめて顔を赤くしたから少し調子にのっただけ。汚いって嫌がるかなと思ったのに、教室の床に押し倒したら抱きついてきた。 「りんのこと、好き?」 「…う、…っん………あっ…」...
やさしい不機嫌
※生理ネタ注意 「さわらないで」 そろそろ帰るねって、シーツに包まった真姫ちゃんの肩に触れようとしただけなのに。冷たい拒絶。 真姫ちゃんは月に一度、こうしてなにもかも投げ出して眠りにつく。 「まきちゃん」 「なに」 「お腹、つらい?」...
かみさま私たちはあなたのことを畏れません
「やめて。神様に怒られるわ」 放課後、ふたりきりの部室。好きって言ってぎゅっと抱きしめたら、真姫ちゃんが凛の腕の中でよくわからないことを言った。 「かみさま?」 「そうよ。世界はアダムとイヴで成り立っているの」 「あだむといぶ?」...